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SFの光と影を講演 波津学部長
2011年08月15日
波津博明・家政学部長が7月23日、大妻女子大学千代田キャンパス図書館で、本年度3回目のラーニングコモンズ・イベント「懐かしい21世紀―SFが描いてきた未来」を講演しました【写真は講演の様子と波津先生(左上)】。
先生は、読売新聞ローマ特派員などを経て現在は、ライフデザイン学科教授ですが、早熟のSFファンとして著名で、中学3年の時にのちにイスカーチェリ・SFクラブに発展するSF同好グループを結成、伝説の同人誌「イスカーチェリ」(1970〜89)を編集・発行し、1982年の第21回日本SF大会(TOKON8)では総合司会を務めた経歴の持ち主です。
先生は、50〜70年代における時代精神や宇宙開発がどのようにSFに反映されたのかを自身の読書体験を交えながら講演しました。冷戦下の人々は核の恐怖を感じながらも人類は進化し続けるとの希望を持っていた、SFの描く輝かしい未来は当時の少年・少女にリアル感を持って迫り感動させたという話は、参加者の学生には新鮮に感じられたようです。理想に向かい前進するととらえられていた「発展」が結果として環境問題を引き起こすことになったと語り、「文明化」の問題も提起しました。
講演が終わると先生の周りには元ゼミ生が集まり、まるで同窓会のようなにぎわいとなりました。「久しぶりに先生の授業に参加できた」「波津節を聞いてゼミが懐かしくなった」という感想に、教え子と先生の固い絆が今も続いていることを感じました。(図書館・川上美香)
第4回イベントは「書を捨てず、町へ出よう―文学を歩く」を題に本学文学部日本文学科・須田喜代次教授が、9月17日(土)午後1時から千代田キャンパス図書館4階ラーニングコモンズで講演します。
森鴎外の長編小説「青年」を取り上げ、主人公小泉純一が作中で「東京方眼図」を手にたどった道を実際に追いかけます。入場無料。文末のリンク(「講演会、展示会」ページ)で詳細をご覧のうえ、奮ってご参加ください。











