• 大学案内
  • 大学院・大学・短大
  • 入学案内
  • キャンパスライフ
  • 就職ガイド
  • 附属施設

HOME > お知らせ&イベント > 2011年 > 3カ月遅れの最終講義(大英) 小林、田中、栗原元教授

本文印刷

お知らせ&イベント

3カ月遅れの最終講義(大英) 小林、田中、栗原元教授

2011年07月12日

講義後の花束贈呈 今年3月に大妻女子大学の教壇から退かれた前文学部英文学科教授の田中英史、小林史子両名誉教授、栗原裕・副学長―3先生の最終講義が6月18日、千代田キャンパスで平成23年度同大英文学会総会に引き続いて開かれました。本来は3月12日に行うはずでしたが、前日の東日本大震災発生で急きょ延期され、約3カ月遅れの開催となりました。   
 どんな最終講義だったのか、本学OGで本学で博士号を得た大木ゆみ・非常勤講師に寄稿していただきました。(写真は講義後の花束贈呈。左から栗原、小林、田中先生

先生方は私たちの良きお手本

 待ちに待った最終講義当日は、教職員・学生だけでなく卒業生や学外の方など多くの聴衆が集まり、熱心に講義に耳を傾けました。

小林先生 最初の小林先生=写真=の講義「アメリカ文学に非対立を読みとる」では、『荘子』の<非対立>という考えを用いて、アリス・ウォーカーの小説『カラーパープル』などのアメリカ文学作品を解釈するという、西洋文学と東洋哲学の融合の内容に驚かされました。ご自身もヨガをされるという先生ならではのとても斬新で独創的なお話に惹(ひ)き込まれました。

 栗原先生は、「文学という現象」というタイトルで、ご自身のこれまでの文学研究を振り返られました。中でもヘミングウェイの 短編「雨の中の猫」の一節にかかわる解釈(「この“she”は誰か」(『大妻レビュー』34号収載)は、他の翻訳者たちとは異なる解釈を示して「なるほど!」と納得できる議論を展開されたばかりか、文学解釈の深さをあらためて知らされることとなりました。

田中先生 最後は、大妻勤続44年!という田中先生=写真=が、「文学と英語教育と」というタイトルのもとに、研究と教育の現場におけるご自身の軌跡をたどられました。44年という長い年月に、研究分野や教育現場において先生がいかに多くのことを成されてきたかを知り、圧倒される思いでした。研究と教育の両立の難しさや今後の教育について考えさせられると共に、先生の尽きることのない好奇心に驚かされた次第です。


 都心においても震災の爪痕が残る時期に、無事に最終講義を終えられた先生方へ、本来ならばここでひとつの締めくくりとして「お疲れさまでした」と申し上げるべきなのでしょうが、あえてそうしないことにいたします。というのも、先生方はまだたくさんのご興味をお持ちであり、大妻での教員生活にはピリオドを打たれたとしても、研究者としてはこれからも現役であること、そして、その姿勢が私たちにとって良きお手本となることを確信したからです。新たなスタート地点に立たれた先生方へ、たくさんの「ありがとうございました」の言葉を卒業生代表として贈らせていただきます。【本学非常勤講師・大木ゆみ】

栗原先生の最終講義と場内の様子

栗原先生の最終講義と場内の様子

このページのTOPへ

学校法人大妻学院 千代田キャンパス(本部):東京都千代田区三番町12番地
Copyright © OTSUMA WOMEN’S UNIVERSITY. And All Related Entries. All Rights Reserved.